「Python3 入門ノート」をGoogle Colabで勉強する。(Chapter4〜9)
こんにちは、食たまです。
スマホのブラウザでGoogle Colaboratory を使ってPython3の勉強をしています。
目標は、ディープラーニングで時系列データの分析をすることです。
教科書には、こちらの本を使っています。
パソコン(WindowsまたはMac)で勉強することを前提としている本書をスマホで学んだときの相違点紹介第二弾です。
第一弾はこちら。
deeplearning-nopc.hatenablog.jp
Chapter4
標準ライブラリを勉強する章です。
組み込み関数の紹介や、モジュール(特殊な関数のセットみたいなもの)を読み込んで使う関数が紹介されています。
ここでの違いは次の1点でした。
p.77 入出力に使う関数
教科書では、Pythonインタプリタを使って、次のように使うと書かれています。
>>> value = input("好きな言葉を入力してください。:")
好きな言葉を入力してください。:こんにちは
>>> print(value)
こんにちは
インタプリタなので会話のように、inputのプログラムを書いて、「こんにちは」と入力して、printのプログラムを書くと、「こんにちは」と出力される感じです。
Google Colaboratory でも、これでもいいのですが、少々面倒。
ということで、コードセルの中に一気に書きます。
value = input("好きな言葉を入力してください。:")
print(value)
それで実行すれば、
画像のように入力待ちになるので、そこで四角の中に「こんにちは」と入力し、「Enter」。
すると、次の行に「こんにちは」がprintされます。
インタプリタのように、入力して表示させることができました。
Chapter5
ここは、for文やif文など、繰り返しや条件分岐などを勉強する章です。
ここでも少し違いがありました。
p.97 if文/条件で処理を分岐する
教科書には、
次に「if v<0 :」まで入力して改行すると、次の行には … と表示されてif文が続いていることが分かります。
…に続いて半角空白を4個入れてインデント(字下げ)し、v = 0 の式を入力します。(中略)
次の行にも … と表示されますが、ここでは何も入力せずに改行します。すると次の行は >>> の表示に戻り if文が終了します。
とあります。
でも、Google Colabで書いてみると
- 「if v<0 :」まで入力して改行すると、2個インデントされる。
- 自分で更に2個インデントして改行すると、4個インデントされる。
- 何も入力せずに改行すると、やっぱり4個インデントされる。何回でもずーっと。
- if文を終了するには、BackSpaceでインデントを消す。
となりました。
ちょっとやり方は違いますが、同じ様に書けました。
p.113 無限ループを止める
繰り返しを中断して終了する break の項に、MEMOとして無限ループの止め方が書いてありました。
誤って無限ループに陥った場合には、control + Z キーで中断することができます。
Google Colab に、control + Z キーは通用しませんでした。
他にも、control + C とか、Esc とかも試してみましたが、通用しませんでした。
止め方は、「■を押す」です。
この、左上でくるくる回っている■ボタンを押せば止まります。
Chapter6〜9
ここには、教科書と違う動作をしたところは一つもありませんでした。
全くそのまま進められます。
ただ、段々難しくなってきました。
おわりに
詳細! Python3 入門ノート(大重美幸 著)を教科書にして、Google Colab上でPythonの勉強をしています。
勉強を進める上で気付いた、Google Colabならではの教科書との相違点をChapter4〜9までまとめてみました。
色々書きましたが、違いは特にありません。
スマホでGoogle Colaboratory でも、全く問題なく進められます。
今の時代、パソコンがなくてもプログラミングが勉強できるんだと実感しています。
大切なことは、「どうやって」勉強するかではなく、「何のために」勉強するかだと思います。
これかも目的を忘れず、ちょっとずつでも前に進みたいなと思います。